人材育成

育成方針〜オールラウンドプレイヤーを目指して〜

あいわ税理士法人は、一つの専門領域に偏るのでなく、法人の会計・税務からオーナーの相続対策までトータルでサポートできる専門家の育成をめざします。そのためメンバーには幅広い業務を経験してもらうため、様々な規模・業種のクライアントを担当してもらいます。 また、職能の昇格に伴って、担当クライアントを見直し、すべての従業員がオールラウンドに業務を経験できるような体制としています。

人材育成 あいわ税理士法人 採用情報

複数担当制〜効果的なOJTの実現〜

複数担当制により、1クライアントにつき通常は2名~3名で対応しています。 それにより、スタッフ、シニアスタッフについては、実践の場で先輩から直接指導を受ける事が可能になる一方、マネージャーについては、部下をリードする能力を実践の場で身に付けることが可能になります。上司も部下も、お互い切磋琢磨して高めあうことができる、それが複数担当制の核心といえます。

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プロジェクト案件制〜メンバーの積極性を引き出す〜

クライアントについては、各職能に応じて担当を持ち、クライアント対応にあたってもらいます。 しかしながら、通常クライアント以外の相続税、デューデリジェンス業務等については、積極的に参加して経験を積むことが、自分の成長を加速させると考え、自ら手を挙げた人に業務を遂行してもらっています。当然プロジェクト責任者が徹底してサポートしますので、スタッフ段階から参加する事が可能です。

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研修制度〜より実践的な能力の向上を目指して〜

従業員には、プロフェッショナルとしての高い専門性だけでなく、それを実行するための問題解決能力、コミュニケーション能力が求められます。そこであいわ税理士法人では、新人研修、通常研修のほか、持ち回り担当制、ディベート形式を導入した研修を行い、その効果が最大限に引き出せるようにしています。

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研修体制

あいわのサービス範囲と研修範囲

新人研修

新人研修

入社された方すべてを対象に、あいわグループについてのオリエンテーションおよびあいわでの税務顧問業務において必要な諸手続きについての研修を行い、あいわで実務経験を積むための基礎的な業務スキルを身に付けていただきます。

オリエンテーション
入社ガイダンスとして、あいわの諸規則(社内規定や給与体系等人事面)および業務環境についてご説明します。また、あいわで働くためのマインドセットについても説明を行い、あいわでの働き方につき理解いただきます。
ロールプレイング研修
実務同様にクライアント役や上席役を据えた上で、決算作業の流れを理解し、与えられた決算用資料から、実際に税務申告書を作成するまでの実務を経験していただきます。
基礎研修

基礎研修

入社された後、会計事務所での実務経験が少ない方を対象に、あいわがお客様へサービス提供するにあたり必要となる基礎的な業務スキルについて、定期的に研修を実施しています。お客様の多様なニーズに応えるべく、税務スキル以外の業務スキルについても積極的に身に付けていただきます。

基本税務
実務において必要な基本的な税務スキルにつき主に以下の税目について定期的に研修を実施しています。会計事務所での実務経験が少ない新入社員の方を対象としています。
法人税、消費税、外形標準課税、源泉所得税、資産税、印紙税 他
高度税務
税務のプロフェッショナル性を高めるため、通常実務において使用し得る高度な税務スキルにつき、主に以下の項目について、研修を実施しています。
M&Aや組織再編、国際税務、連結納税、事業承継対策
周辺知識
オーナーや経営陣の多様なニーズに応えるには、経営判断をサポートするために必要な税務スキル以外の周辺スキルの理解が必要となるため、主に以下の項目について、研修を実施しています。
ビジネスマナー、ITスキル(Word、Excel、情報共有ツールの使い方)
上場(IPO)、会計基準、会社法
応用研修

応用研修

あいわの各専門分野に特化したメンバーから、社員すべてを対象に、その専門分野についての知見を共有するため、非定期に研修を行っています。法令や理論のみでなく、実務上の留意点や直近のトレンド等につき理解することが可能な研修となります。

上場(IPO)
上場までの資本政策、上場基準、上場を取り巻くトレンド 他
組織再編
再編税制関連の争訟、再編スキーム評価、再編関連法務 他
国際税務
タックスヘイブン税制、移転価格税制、租税条約、海外進出税務 他
連結納税
導入のメリット・デメリット、連結納税加入の税務 他
会計基準(金商法)
連結決算、IFRS、企業結合会計
ファイナンス
バリュエーション(DCF等)、財務デューデリジェンス

専門家育成
キャリアプラン

あいわ税理士法人では、年齢や社歴に関係なく、実力を正当に評価する評価体制となっています。1年間の実績及びコンピテンシー評価に基づき評価が行われます。自己評価及び複数の評価者による評価を参考に本人と複数回面談(主席評価者、代表社員)をした上で各人の評価が決定します。
スタッフ、シニアスタッフは「能力・時間に対する給与」という考えの基、9時~17時半(早朝出社制度あり)の勤務体系で、みなし残業月30時間を超えた分については残業代が支給されます。
アシスタントマネージャー以上は「能力・成果に対する給与」という考えの基、裁量労働制(完全フレックス)の勤務体系で、固定給+業績連動給による給与体系となります。

職能制度

あいわ税理士法人では、「職務遂行上の能力を評価した階層」を職能と位置づけています。
当社の目指す組織は、全員が専門家として働く組織であり、本人の頑張りと能力次第で職能が上がり、 それに評価が連動するという組織です。

職能制度 あいわ税理士法人 採用情報

パートナー
Top Professionalとして、高品質なサービスを提供し、業務に関する最終的な責任を負います。クライアントのビジネス、それを取り巻く外部環境の変化などを深く理解し、経営課題を解決する能力が求められます。あいわの経営に直接関与します。
シニアマネージャー
常に組織全体を見渡し、現状の問題点・改善点を的確に把握し、革新を実行できる能力が求められます。また、グループメンバーを統率し、複数のプロジェクトを稼働させ管理し、メンバーを育成する能力が求められます。社内においては、必要に応じてパートナーをサポートし、新しい経営ビジョンを描くのに必要な現場の情報及びクライアントのニーズを伝達し、実現に向けてサポートする役割を担います。
マネージャー
統括責任者として、業務全体を大局的に把握し、クライアントの満足と関わるメンバーの満足を両立させていきます。クライアントに対しては、常にソリューションを考えだし、それを提案し、実現させる能力が求められます。社内においては、必要に応じてシニアマネージャーをサポートし、経営理念を現場レベルに伝達する役割を担います。
アシスタントマネージャー
クライアントに応じ、自ら責任者として後輩に指示を出しながら業務を遂行していきます。また案件によっては、マネージャーと共に業務を統括していきます。責任者として、実践の場で後輩の適切な指導及び教育を行い、クライアントに対しては、クライアントのニーズ及び満足度を考え、常にクライアントの立場に立って業務を遂行する能力が求められます。
シニアスタッフ
クライアントの実務担当者として、クライアントから何を求められているかを考え、能動的に業務を遂行していきます。この期間では、社内の研修で、より専門的な知識を身に付け、担当する業務の難易度を徐々に高めていきます。 また、案件によっては、スタッフを指導する役割も担います。
スタッフ
アシスタントマネージャー・マネージャーの指示に従いながら、様々な業務に取り組んでいきます。この期間では、社内の研修で基礎的な能力を身に付けながら、実践の場で幅広い業務に従事し、実務的な実力とクライアントへの対応能力を身に付けていきます。

在宅勤務

リモート勤務のための各種設備(PC・モニター・書籍等)の貸与のほか、自宅にいながらのリモート会議、チャットツールなど最新のツールを積極的に取り入れております。社内にエンジニアも在籍しておりサポート体制は万全です。あいわ税理士法人は在宅勤務できる体制が整っているため、自宅でも問題なく働くことができます。

マネージャー職編

事業部部長(入社15年目)

通勤しなくてよいので、家事や子供との時間が増えました。そのため以前より家族の笑顔が増えたような気がします。
あいわは複数担当制ですので、一緒に仕事をしているメンバーがコミュニケーション不足にならないよう、電話会議など進んでやるように心がけています。

部長の1日

8:00
子供を保育園に送り届ける
9:00
社内会議(部長会議)

Teams上のWeb会議システムにより、各部署の部長やパートナーと担当者の割り振りや 新入社員の配属先の決定などの会議を行います。

11:00
申告書の2次チェック

支給されたディスプレイにより、申告書のチェックも紙出力せずに効率よく行うことができます。

12:00
昼休憩
13:00
スタッフとの決算業務の打ち合わせ
15:00
㈱〇ホールディングスとの打ち合わせ

クライアントとの打ち合わせは、先方のWeb会議システムを使うこともあればTeamsに招待をし行うこともあります。

17:00
子供のお迎え、終業業

子供の迎えに備えて少し早めに仕事を終えます。
休憩して子供の迎えに行き、再び仕事をする日もあります。

18:00
夕食

妻は仕事で帰りが遅いので、子供たちと夕食を作りました。

スタッフ職編

スタッフ(入社2年目)

在宅勤務・時差出勤により、働き方が柔軟になりましたので、専門学校の授業にも通いやすくなり、なにより通勤時間がなくなることで時間に余裕が生まれ、勉強など他の時間に充てることができるようになりました。
先輩とは随時電話やTeamsなどで気軽に連絡を取ることができるので、1人で考え込むこともなく安心して業務を行うことができます。

スタッフの1日

8:00
始業

夜に専門学校の受講があるため、少し早めに始業します。

9:00
〇〇商事㈱の決算事前準備

クライアントとのデータのやり取りはクラウド上の情報共有ツールを用います。
会計データもクラウド上の共有フォルダから取得し、帳簿の確認を行います。
支給ディスプレイにより2画面を使って資料と帳簿を確認することができます。
Teams上に過去の資料もデータ化されているため、昨年以前の決算の注意事項などを確認しながら決算の事前準備を進めていきます。

12:00
昼休憩
13:00
上席との決算業務の打ち合わせ
15:00
〇〇商事㈱への連絡

メールで伝わりづらい内容は会社から支給されたスマホでクライアントに直接連絡をしています。

16:00
㈱〇〇産業からの質問返答

他社事例を確認したい場合などには、社内のナレッジ共有を確認したり、Teamsの質問チャネルに投稿したりすることで情報を取得します。

17:00
終業

18時半からの受講に備えて少し早めに仕事を終えます。

受験サポート制度について
18:00
専門学校の通信講座で受講

オンライン講座なので自宅からパソコンで受講します。

産休制度

女性の活躍をサポート

今の税理士業界、質量ともに女性の比重が増してきていますが、あいわ税理士法人でも今では4人に1人が女性となっています。いうまでもなく女性の存在は欠かすことのできないものですが、女性のキャリア形成を考えた場合、いずれ「出産」というイベントが訪れることにより、その再構築は状況によっては断念を余儀なくされることがあります。

キャリアの断絶は本人のみならず、税務会計業界と社会全体にとっても重要な課題です。税務会計業界の発展は社会経済の健全な成長に直結しており、専門家のキャリアパスが途切れることは、その知識と経験の流れが滞ることを意味します。これは、業界のサービス品質の低下を招き、結果として社会全体の信頼性と効率性に影響を及ぼす可能性があります。したがって、個々のキャリアの継続は、税務会計業界の専門性を高め、社会全体の利益に寄与するために不可欠とあいわは考えています。
あいわでは労働基準法に従った産休(育休)制度を設けることにより出産した女性のスムーズな職場復帰を支援しています。そして実際に出産・育児を経たのち、復帰して頑張っている女性たちは、あいわにとってなくてはならない重要なメンバーです。

後藤 三沙子