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合格体験記2020.11.13

ミニ税法勉強法まとめ

合格体験記の中から、比較的ボリュームの少ない税法の勉強法を抜粋してみました。
複数科目受験する場合には、科目選びも重要になります。
ミニ税法と言われていますが、合格率が高いわけではないため
合格者の勉強法を参考にしてみてください。

#####岡田さんオフショット写真の代わり#####

 <国税徴収法>
テキストと理論をリンクさせて暗記!
 学習内容のほとんどが理論暗記であるため、テキストと理論マスター(理論集)の内容をリンクさせて理論を覚えるようにしました。また、トレーニング(問題集)の問題もすべて2~3回解きました。直前期の答練でも平均点程度の点数しか取れず不安になることもありましたが、本試験当日まで理論を覚え続けました。本試験はボーダーラインをわずかに下回っていましたが、何とか合格することができました。

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<事業税>
理論は時間配分を意識する!
 これも実務重視のため選択しました。最後に残った税法であり、最も苦戦している税法でもあります。事業税を勉強するメリットとしては、外形標準課税や分割基準の知識を得られることが挙げられるでしょう。あいわ税理士法人は上場企業のクライアントも多く、必然的に資本金が大きくて複数の県に事務所がある、という事例も多くなります。最近は従来の電力会社以外にも電気供給業を始める会社も多く、収入金額課税の知識も実務に役立っています。
 ところでこの事業税、試験での理論の解答量が前2科目の比ではありません。他の科目なら解答用紙5~6枚くらいだと思うのですが、事業税はその倍を軽く超えます。しかも解答すべき項目が指定されていないことも多く、想定される項目をすべて網羅するため専門学校の模範回答は理論だけでも2時間以上かかりそうなほどです。最低限解答すべき点は重点的に、それ以外は可能な限り書くという作業を計算を含めた2時間でできるよう、演習時から意識して取り組む必要があると思います。
 事業税も理論・計算ともに法人・個人の両方が出題されています。消費税は法人・個人で計算方法にそれほど差はありませんが、事業税はまったくの別物です。加えて法人の場合は外形標準課税や収入金額課税もあるため、計算パターンは税法科目でも多い方と言えると思います。ただ、計算の難易度自体はそれほど高くはありません。問題集や答練の方が難しかった年もあります。やろうと思えば最終値まで出すことも可能かもしれませんが、前述のとおり理論に時間を割く必要があるため、私の受けた3つの税法科目の中では時間配分が最も重要だと思います。

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<固定資産税>
とにかく問題を解きまくる!
 学習量は少ないですが、少ないからこそ正確さが求められる税法です。
 計算は、本試験においても最終値まで出せる問題も少なくないので、どれだけ速く正確に解けるかがカギでした。多くの問題を何度も解き、計算過程を考えなくて解けるレベルに持っていきました。
 理論は、私の中では全く面白くないものでしたし、私自身一番憶えづらいものでした。根気強くひとつひとつ暗記していきました。本試験はただ理論を書けばいいものと、考え方を書くものも出題される為、暗記だけではなく、計算の内容も説明できるよう学習しました。

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<住民税>
所得税法との同時受験で理解度アップ!
 計算・理論ともに、所得税法と試験範囲が重複するところが多く、所得税の計算が得意な人は特に合う科目だと思います。
理論は所得税法と重なる内容も多いし、実際に出題されます。また、所得税法との違いも把握できるため両科目の理解も進みます。
 1月からの勉強開始でも十分間に合います。理論は7個程度覚え、法人住民税の計算・理論は一切手をつけない(オススメはしませんが)で合格できました。時間がなくとにかく1科目税法科目を合格したい方にはオススメの科目です。

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